安物買いの・・・

自転車をなくしたので、新しい自転車を買いにいった。*1大学に通いはじめたころは自転車は使っておらず、それに不便を感じているわけでもなかった。それからしばらくして自転車に乗るようになり、先日なくしたところ思っていた以上に移動に不便を感じるようになった。思っていた以上に自転車への依存度が高かったんだなぁ、と実感。
大げさに言うと、なくなって初めて大切さがわかるものってやつか、でもなんでなくなって初めてわかるんだろう。はじめからわかればもっと大切にするのに。はじめからその大切さがわかっていたらもっと大事にできたのに、っていう経験は誰にでもいくつかあると思う。こんな自転車なんていうレベルじゃなくて。人には基準線みたいなものがあって、それを視認できるものにはできないけど、それと相対的に見ることはできる。その線を少しでも下回ると過敏に反応する・・・でもこの考え方だと何も見えてこないなぁ・・・この頃意識している慣性という視点で考えると、慣性系が崩れて違う系で見れるようになってわかる側面かな。そういうものも一つなのかな。なら違う系で見る力があったら少しでも後悔みたいな思いは軽減されるのかな・・・・・・なんてボーっと5分ぐらい歩きながら考えて自転車屋に到着。

中古自転車屋で5500円で赤い自転車を購入。赤いのにしたのは大学にある大量の自転車の中で見分けがつきやすいから赤い自転車を選んだのだが・・・左ブレーキをかけると「キーッ!」という音が鳴る。おっちゃんに「これブレーキがキーキー鳴る」と文句を言うと、「それは鳴るもんじゃ!」といわれる。「なんで鳴るものなん?」と聞くと「ブレーキがそうなっているからじゃ」と。「ブレーキはどうなって鳴るん?」と聞くと「口では説明しにくいわ」といわれ、自転車屋でブレーキの種類と何故鳴るかについて部品を見ながら少し講義を受ける。まぁ要するにバンドブレーキというのは中のバンドが磨り減れば、ブレーキの中の鉄のビスと摩擦してキーッという音が鳴ってしまうらしい。このブレーキの種類はいつかは鳴るしどうしようもないと。他の種類のブレーキはないの?とたずねると一台あったがブレーキの利きがいまいち。なので音はなるけど赤い自転車を購入。

その自転車に乗って本屋へ。ウェブ時代をゆくを買いにいったものの・・・入荷しておらずがっくり・・・。楽しみにしてたのに。また明日見にいこうか、それとももうアマゾンか何かで注文しておこうかな・・・。

それからまた自転車に乗って移動してたんだけど・・・思いのほか「キーッ!」とうるさい。気にならないかと思ったけど気になる。後輪のブレーキをかけるのに躊躇してしまう。これは10000円ちょっと出して新しい自転車を買ったほうが良かったかなぁ・・・と後悔も少し。やっぱり普段使い体に触れるものには金はあまり惜しまない方がいいか。(机にしても、椅子にしても、マウスにしても、キーボードにしても、モニタにしても。今のモニタなんかも3、4年前だから高かったけど24インチを買ってよかったなぁと思える。)
安物買いの銭失いだったかなぁ・・・。

*1:まったくの日記で、"ただ書いた"だけです