感動した
絵を描いている動画とかまったく見たことなかったけど、初めてそういう動画を見たのがこれだった。感動した。(見るとしたら、とりあえずコメントは消した方がオススメ。ただただ、見入ってしまった。)
FF6の魔道アーマーを書いている。あとオマケとしてリルムも書いている。
ちなみに魔導アーマーってのはこーいうの ↓
*1
人が絵を描いていくのを見て初めて、絵に命を吹き込むってのがわかった。特にリルムの方を見て。
魔導アーマーの方は、ただただうまさに圧倒されて見ていた。なんでこんなにうまく描けるんだ?と。最後の背景も、何を黒く塗りだしたんだ?と思うといつの間にか背景になっていた。絵なんて小さいころにお絵かきと写生を少ししただけで、それから一切したことなかったけど、うまい人はこんな風に書くのかと思った。(おそらく、絵に興味がある人にとっては当たり前に感じることさえも、私にとっては全てが新鮮に感じた。)
リルムの方は、はじめラフな感じで書いていたのが、どんどんと絵に生気がこもってくる様がありありと感じられた。自分が書いているわけでもないのに、絵を描くことがこんなにも楽しいことなのかと思えた。名画やらを見ても、感動できる目は持っていないがこうして作っている過程を見てから完成したものを見ると、情けないほど素直に感動してしまう。
なんだか涙ぐんでしまった。
amazonから本名がばれてしまう件
久しぶりに2chログ系ブログを色々見てしまった。
で、これまた久しぶりにニュー即に行ってみるとなんかニュースなんか全然なくなっていた。(0時ぐらい)
で、その中で
amazonの「ウィッシュリスト」が「欲しい物リスト」に変更されました。
というスレを開いてみた。
ほうほう、名前が変わったのかなんてだらだらと見ていたらどうやらウィッシュリストはリストとして検索可能らしい。
しかもこんなサーチもできる。つまりメアド、もしくは本名からその人のウィッシュリストを覗けるわけだ。さらにはワイルドカードにも対応していた。これを利用して *yahoo*とか*gmail*とかでメアドと、あわよくば本名をセットで収集出来てしまう。さらにはac.jpなんかで学校関係のメアドと本名、その人が何を嗜好しているかなんてのもわかりそうだ。これは結構悪用できたりするんじゃないだろうか?
ともかく知らなかった。そこで自分の名前で検索してみると、ウィッシュリストの中身が一部公開されていた。一部というのはリストをいくつか作っていたからで、一番昔のリストは非公開の設定になっていたが、新しくリストを作成したものは設定をしておらず公開になっていた。
そう、デフォルトは公開なのだ。これがとても厄介なことになる。
例を挙げてみる。
例えば適当にアマゾンの商品を見ているとする。菜根譚で、これ買おうかな、とか迷ってほしいものリストに入れようとする。
ここで既存の非公開のリストに入れれば問題はない。
しかし、リスト別で振り分けたりする場合が困ったことになる。
設定をしているリストであればいいが、新しい欲しいものリストなどの新規リストに入れるとする。するとデフォルトでは公開になっており、更にはアカウント設定の名前から名前を取ってきて(?)リストの作成者に設定するようである。*1
ちなみにアカウント設定の名前は本名を入力しないでもいけるみたいだ。だからトップページとかで「こんにちは、○○さん」という表示がなんとなく嫌ならアカウント設定の名前はHNなどにすればよい。配達先のアドレスには本名を入れるのが好ましいとは思うが、アカウントはHNにするのがよいかも。
まぁ、別に「本名」と何が欲しいかというその人の「嗜好」、何を買ったかなんていう「購入履歴」ぐらいばれてもいいだろうとも思うが、これが菜根譚ではなく「○○タン」なんていう商品だったら隠れオタクな人はモロばれする。幸い私は殆どが本であり、変な商品やら見られて困る商品はウィッシュリストには登録していなかったのでよかったが。*2というのも、あまり変なものを見ていると大学やら実家やらでamazonを見たときにオススメされるものに変なものが入ってきて困りそうだからというのもある。
まぁなんにしろ、少し問題のある仕様でしばらくしたら変更されるのかな?とりあえずデフォルトで公開、しかも新規リストの場合はアカウントから名前を持ってきてリストを作成するというのはいかがかと思う。
ちなみに今現在、該当スレは結構にぎわっている。有名なブログ作者のメアドなんかを入れてみて、その人の本名を探したりしている。また更にはこんなサーチの仕方もできるようだ。
まぁ結構昔からあった機能のようで、たまたま今発覚して騒ぎになっているようだ。検索してみると、2006年ぐらいに同様の記事がいくつか見つかったり、他にもいろんな時期に少し話題になったりはしているようだ。*3それでも同様の仕様は消えていないみたいだから問題ないとamazonは判断しているのだろうか?それとも判断さえしていない段階なのだろうか。ただ久しぶりに2chの賑わいみたいなものを感じて、病気になって暇で2chに入り浸っていたときのことを思い出したりした。*4
ダメだ、いくら時間があるからといって、あんまり贅沢な時間の使い方をするほど時間があるわけじゃないのに・・・。おやすみなさい。
【追記,10:27】
起きてから、そういえばどうなったかな?話題になったりしてるのかなと思ってみてみると・・・
ぼくはまちちゃん!(Hatena)
Amazonのすごいアクセス解析サービス
CNET JAPAN
密かな趣味が全公開--Amazonのウィッシュリスト、改め「ほしい物リスト」に注意?
やっぱりはてな界隈でも知らない人がそれなりに多かったみたいでホッテントリになってます。
と、思ってまたニュース速報を見に行くと17スレとかになっていた。
でどんな感じになってるのかみると・・・さらに「ぼっさんトラップ」というものが出てきたようだ。*5
これは自分の欲しいものリストを誰かに送信することができるので、これを応用してコテハンのぼっさんのメアドに送るためのアドレスをスレに貼り、それを踏んだ人は自分のウィッシュリストと名前とメルアドをぼっさんに送ってしまうというものだ。これはアマゾンの機能であり、その機能でこんないたずらもできてしまうのかということで更に祭状態になっているようだ。
今現在はこの機能によって自爆した人の話題やらが主のようだ。
よかった・・・4スレ目で寝て。まだ起きて様子を見てたら何気なく踏んでしまってたところだ。
まぁアカウント名をHNにしておいたんで何にしても良かった。
後はしばらくサインアウトがオススメのようです。
*1:アカウントから名前を取ってきているのかは定かではないが、全リストの名前を適当に変更したにも関わらず新規リストを作ると本名が表示されたので
*2:ちなみに私は隠れオタクに分類されるだろうと思っている。まぁバレても面白いものは面白いし、好きなものは好きだと割り切ると思うが
*3:こういう仕様を利用した名前吸い取り機?なんていうツールも見つかったりする
*4:ニュー即→vip派生→りんご売り(だっけ?)とか、電車男やら痴漢男辺りも該当スレにいたりしたときのこととか
*5:http://www.amazon.co.jp/gp/registry/send-nudge.html?ie=UTF8&type=wishlist&__mk_ja_JP=&list-type=wishlist&recipients=(送信先メールアドレス)&submit=submit
読んだ本
ずっと日記を更新してない・・・
とりあえず読んだ本のメモだけを。
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 19人 クリック: 490回
- この商品を含むブログ (504件) を見る
- 作者: 近藤淳也
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2006/02/13
- メディア: 単行本
- 購入: 62人 クリック: 1,985回
- この商品を含むブログ (1100件) を見る
- 作者: スティーヴエリクソン,Steve Erickson,柴田元幸
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2005/08/01
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 115回
- この商品を含むブログ (128件) を見る
- 作者: バーバラミント,Barbara Minto,山崎康司
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1999/03/01
- メディア: 単行本
- 購入: 76人 クリック: 775回
- この商品を含むブログ (280件) を見る
- 作者: ポールグレアム,Paul Graham,川合史朗
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 単行本
- 購入: 109人 クリック: 4,884回
- この商品を含むブログ (582件) を見る
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/10/12
- メディア: 単行本
- 購入: 22人 クリック: 459回
- この商品を含むブログ (487件) を見る
- 作者: 藤原正彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1981/06/29
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 59回
- この商品を含むブログ (130件) を見る
- 作者: ジョン・L.キャスティ,John L. Casti,藤原正彦,藤原美子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1998/09
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1997/04/01
- メディア: 文庫
- 購入: 8人 クリック: 137回
- この商品を含むブログ (149件) を見る
ほとんど面白いものばかりだったが、読むばっかりで一つもアウトプットしてないや。
特に面白かったものだけでも出しておこうか。
卒論について
卒論発表も終わり、少し休憩したりして久しぶりにはてなを見るとちょうどいいエントリーがほってんとりになってたので少し。
東大とかになると、とんでもない奴も出てきて凄い卒論ができあがったりするのかもしれないけど、私のいる大学ではそんな人はとりあえずいない。まぁ頑張って実験しまくって書きまくって卒論が3桁を越してる人もいたが、私はそんなに書いてない。
私が卒論で学んだ一番大きなことは、「研究の流れを知った」ということだ。他にも挙げようと思えば挙げられる*1が、流れを知ったことに比べるとあまり大きな学びではない。
はっきり言って私の卒論に価値はない。私にとっては価値があるが赤の他人から見たときにはただの紙だ。いや、白紙の紙ならまだ使いようがあるけど、変な文章が書かれてるからチラシの裏として半面しか使えない。はっきり言って卒論は自己満足だ。手を抜こうと思えばいくらでも手を抜ける。それでもみんなそれぞれ思うところがあって、それなりに頑張る。そして卒業する。
教員も卒論に価値は求めていないように思う。もちろん標準的なレベルには達して欲しいと思っているが、それ以上を求める先生方はあまりいないと思う。
卒論発表も学生の成果を見せる場であると同時に、先生方の学者としての能力ではなく、教員としての能力を見せる場所でもあるから、あまり酷い奴は出したくないんだろう。
まぁそれでもやっぱり学べることはあるわけで。それが研究の流れを知ること。やっぱり1度やるとだいぶ違う。まだ2回目をしたわけでもないけど、0→1と1→2はめちゃくちゃ違う。何か作業をしていても一度やるとトンでもなく作業効率が上がる。初めてだと3日かかる作業が1日で出来るようになったりする。だから初めてだと1年かかる卒論が、2回目だと4ヶ月ぐらいで出来るようになったりしそう。
卒論で一番困ったというか、悩んだのは先生と自分の考えのズレを感じるとき。私の場合、先生方から提示されたテーマに興味のあるものがなかったので適当に*2選んで、「これをやってみたいんですけど、指導してくれますかね?」みたいな感じで先生に聞きに行き、OKをもらったのでそのテーマをやった。私が見てもらった先生は、教員としての能力が凄くある人で、教える生徒がぎりぎりに切羽詰ることがないと聞いていたが私の場合は切羽詰りまくった。
というのも先生と自分の考えにズレがあったからだ。提示されたテーマであれば、先生が道筋を教えてその道を調べて実際に歩いていく。けれど自分がしたいテーマだと、まず私が「なんかあっちの方(東とする)に私が行きたい店ありますかね?」って聞いて「あぁ、あっち(東南東)の方に新しい店ができているよ。君が行きたい店かどうかわからないけど。」なんて感じだった気がする。私は自分の行きたい店がなんとなくしかわからず、そんなだから先生もなんとなくしか答えられない。で、打ち合わせを重ねていって初めて目当てのものが見つかる感じだった。いや、まだ目当ての店の種類がわかったぐらいの段階かもしれない。
やっぱり卒論自体の価値はやっぱり自分にとってのものでしかない。
そもそも卒論でとんでもない価値を他人に提供するような奴は、卒論以外でとんでもない結果を出している人だろう。もし卒論でしかトンでもない結果を出せない奴なら、才能の持ち腐れだ。人にやれといわれてやる前に、自分で行動できる奴じゃないといくら才能があっても仕方がない。私なんかは凡庸この上ないのに、自分で行動もできない。そういう意味では、自分で行動することを強制させられる*3良い経験だった。
アマデウス
アマデウス ディレクターズカット スペシャル・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2006/09/08
- メディア: DVD
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
少し前から見ようと思っていた作品。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとアントニオ・サリエリの物語。
見終わった後も音楽が頭から離れない。サリエリの苦悩が頭から離れない。けれどモーツァルト本人には近づけなかった。私が凡庸でなかったら見終わった後には違った感想が得られたんだろうか。
作中で一番印象的なのは終盤のモーツァルトが倒れ、サリエリが変わりに筆を取る場面。我を忘れて食い入るように見た。数え切れないぐらいの考えが頭に浮かんできているのを感じたものの、見終わると一つ一つ挙げることができない。ただ、ただ、レクイエムが頭から離れない。