ナベツネ

ニュース速報で自民と民主の大連立と見たときは目を疑った。まさか実現しないよな、と。もし実現したらどうなるんだ?自民と民主で法案をこれでもかという程通すのだろうか?恣意(的)政治の謳歌が始まるんだろうか、いやもしかしたら思い切った改革を推し進められるチャンスかもしれない?というより日本の路線変更さえも行われるのじゃないか、などと一秒だけ考えたけど、すぐ消えた。ありえないだろうと思って。けど不完全な民主主義において、思い切った決定を行うにはやはり少し独裁的人物が必要なんだよなぁ。アローの定理の証明でも独裁者の存在を肯定して証明できるし。

で、なんかエントリーで書かれていないかなと思い、注目エントリーを見たらこれがあった。

kojitakenの日記
「大連立」の仕掛人はやはりナベツネだった


ナベツネが仕掛け人と目されているようだ。この爺さんは何を考えていて、何をどうしたいんだ?大連立を組んで自公民という政権の上に跨りたかったんだろうか?もし大連立が組めていたとしても、そこから何がしたいのかがわからない。おそらく安定政権を望んでいたんだろうけど、失敗したらどうなるかは考えなかったんだろうか?考えなかったはずないか、考えた上で成功すれば儲けもの、失敗しても自分は大して傷を負わないしどうにでもなるぐらいに思っていたんだろうな。けどこれで自民の支持率はまた下がるだろうな。野球は詳しくないが巨人のようになりそうだ。


この爺さんが何を考えているのか興味が出たのでとりあえず

わが人生記―青春・政治・野球・大病 (中公新書ラクレ)

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渡邉恒雄 メディアと権力

渡邉恒雄 メディアと権力

本人が述べていることと、批判っぽい内容の本のここらへんを買って読んでみるか。