生物と無生物のあいだ

Passion For The Future
生物と無生物のあいだ

分子生物学者の著者は、生命とは「動的な平衡状態」であり、「かたちの相補性」を原動力にするものだ、と明解で美しい答えを出す。

この動的な平衡状態というのは、色んな分野における一つのキーワードだと思う。
動的な平衡状態というのは色んなところで感じることができる。

一方でかたちの相補性というのは、意味を理解することはできるが
感覚的な理解の段階までにはまだもっていけない。

はたして感覚的な理解が、理解の程度として上位に属するものなのかはわからないが
ここで私が使っている感覚的な理解というのは
段階を踏まないで、そのまま直感的に理解に繋がる感じの理解のことを指す。


相補性というものに対してそれほど考えたことがなかったのも理由かな?

生命の定義は本当に難しい。
もしかすると永遠に定義しきれないのではないか、とさえ思う。


あまり朝から言及することもできないので、とりあえず少し面白そうだと思ったものにコメントを。