初歩からの多変量解析

初歩からの多変量統計

初歩からの多変量統計

本は解析でなくて「統計」だけど。

多変量解析を使う必要が出てきたので、勉強。
これなんかは分かりやすく書いてある本でとてもよかった。
証明なんかにもある程度ページを割いてくれている。


私は数学は得意ではなく、頭の回転も良くない。
この本で固有値固有ベクトルについてふれていたのだが
固有ベクトルをしっかりと理解しようと思ったらこんなにも色んなことを理解しておく必要があるのか・・・と。
少し話がそれるが、ネットで色々と調べて読んでいたんだけど、いろんな数学系のコンテンツやら作ってくれてる人がいるんだなぁ。

ときわ台
固有空間

こことか参考にさせてもらったけど物凄い量のコンテンツ。

ときわ台学(トップページ)
を見るとわかるように自習用教材?をネットで公開してくれてる。
これからも何かわからなかったら参考にするサイトの一つにさせてもらおう。


で、もとの本の話に戻ろう。
この本では主として、重回帰分析と主成分分析、因子分析についてふれている。
そのために必要な基礎知識がない人でもわかるように必要な基礎知識についても同時ふれてくれているので助かる。
この一冊で上記の三つの分析については、だいたいの程度の理解ができるようになっているので
なかなかに良くできた本だと思う。



現在は単・重回帰、判別、分散、数量化Ⅰ類・Ⅱ類、主成分、因子分析あたりはある程度理解でき、
クラスター、数量化Ⅲ類・Ⅳ類、正準相関、主座標などの分析はまだだが
これからは現在理解できている分析方法を実際に使ってみて理解を深めていきたい。