大学の勉強


もう取りべき単位も全部そろった。
たぶん、そろっているはず。


専門の科目以外の一般教養科目は今までも自分の興味のあるものを取っていたが
今期は単位目的じゃなくてもっと興味を満たす目的で授業に出てみようと思い、ローマ史あたりの授業に出てみた。
少し期待を抱きつつ。


けれどいまいち面白くない。
なぜだろう?と思ったときに期待していたようなものではなかったからだ。
では期待する面白い歴史の授業とはどんなものだろう?とか講義中に考えていた。



歴史の触れ方は2通りあると思う。
ひとつは自分で学ぶ。*1
もうひとつは人から学ぶ。


人から学ぶときの面白さはその人なりの解釈で紡がれたhis storyを聞くことだと思う。
これが面白い。
歴史をhis storyとして捕らえることは真摯に歴史を学ぶ人にとってはよろしくないことかもしれない。
歴史を学ぶことはたった一つの真実を知ることだというような考え方もあるだろう。
それもまた面白い。
けれどそれはどちらかといえば歴史の触れ方の前者、一人で学ぶ方ですることだと思う。
つまり私はhis storyを期待していたわけだ。
しかし受けた講義はひたすら事実を話すようなもので、hisstoryは聞けなかった。
大学に入って歴史の講義を受けたことがなかったので期待したのがいけなかったのかもしれないがもう少し歴史を語ってくれるかなと思っていた。
まぁもっと歴史の専門授業なら語っているんだろうけどなぁ・・・



なんてことを講義中、考えていた。
で、もっと面白く勉強したいなぁと思い、持っていた自分の研究でもするかと思ったが・・・あまり自分の研究が面白いわけでもない。


以前にも書いたがあまりやりたいことを勉強している状態ではない。
それでも自分でやりたいことを先生に提示して、それなりに興味のあるものを選ばせてもらったつもりだ。*2
それなのに面白いと思えない。
周りの人はおそらくもっと面白いとは思っていない。
なのに真面目にやっている。
見てもらっている先生にやれ、といわれたことをしっかりやっている。



ダメだ、もっと見習わないと・・・と思い研究室に戻った。


一人、パソコンで漫画読んでいる。
一人、文庫本の漫画読んでいる。
一人、mixiしている。
一人、ニュース眺めている。
・・・・・・。

院生は?と思い見てみると、ゲームしている。*3



家に帰った。*4

*1:本や遺跡も広義で人から学ぶだろ、ってのはなしで

*2:他の人は先生が提示したテーマを研究にしている

*3:ブラウザで

*4:まぁみんな、いつもこんなことばっかりしているわけじゃない