本、本、本・・・

本に対する接し方は色々ある。

わたしが知らないスゴ本Blog
「最近の若者は本を読まない」本当の理由
で最近の若者は本を読まない、というのは事実と違う。
実際にはよく読んでいる。
読んでないのはオヤジ共だ、ということを書いていた。
なるほど、と思った。
近頃の〜はなんていうのはまったく根拠がないのはわかっているが再認識できた。

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最近の若者たちはどうやって本を読んでいるか
でもほぼ同様のことを言い、且つ実際にコンテンツに金を払っていると述べている。
更に驚くことには、この有名なdankogaiさんは現在1日に5冊。
昔は1日に20冊も読んでいたというのだ。

ここで一つありきたりな疑問が沸く。
本当に読めているのか??
またその読書に意義はあるのか??
というような、早く読めないための嫉妬のような疑問だ。

で、ちょっと速読で探したら本人が速読してる映像が見つかった。

いや、これで読めているのか?
読めてるの???

ってかグラフうれしいって何だそれ。
グラフはうれしくないだろ。
「グラフうれしい。」
普通の人は一生使わなさそうな言葉。
やっぱ何か違うものを感じてしまう。


速読に話を戻すと、あれで読めていて更に私が読書するのと同じレベルで理解をしているんだったら
明らかに何かが違う、おかしい。
更に私より深い理解に達してそうだから、もう何か悔しい。
もっと本を読んで深く理解したい。


本当に疑問なのが「どの程度の理解なんだろうか?」

  • どういった本でどのような構想なのか
  • 本の大まかな構造はどのようになっているのか
  • 本の部分の構造はどのようになっているのか
  • 作者の考えを理解できているのか
  • 作者が問題としている点を把握し、その問いに何らかの自分の答えが存在しているのか
  • 他の同様な本と比較し検討できているのか

などという問いにすらすらと答えを出せるのだろうか?

これからは少し本の読み方について考えてみたい。

ちなみに今読んでいる本の一冊に

読書について 他二篇 (岩波文庫)

読書について 他二篇 (岩波文庫)

がある。
これには読書という行為や、本に関わるものの有り方などを辛辣に述べている。
他にも読書というものについての本を読んでいるのでそれらを読み終えたときに考えをまとめてみたい。

読書は言ってみれば自分の頭ではなく、他人の頭で考えることである。
一日を多読に費やす勤勉な人間は、しだいに自分でものを考える力を失って行く。


私は、いったい何が書きたかったのかまったく分からない。