神は沈黙せず 下

神は沈黙せず(下) (角川文庫)

神は沈黙せず(下) (角川文庫)

一昨日読んだ。
一昨日の夜に一時間ほど読んで、寝て起きてまたすぐに読んだ。

面白かった。
同時に色々考えさせられる本だった。

現実の内容も絡めながら話を進めているので
読み終わった後も、この世界はこの本に書かれている「ような」気になる。
現実の内容の絡め方があまり好きではなかったが、
現実の内容を絡めていることによって臨場感が出ているのも事実。
とんでも話なんだけど、そうなんじゃないか!?と思わせる内容。
SF小説の面白さを十二分に味わえる作品だ。

本当に面白いのだが、あえて言うともう少し奥に進んで欲しかった。
神と人間についてもっと先の話も読みたかった。

リアルな友達と"神"について話したことはあまり記憶にないのだが話をしてみたくなった。
自分1人で宗教や神について考えたり、本を読んだりすることはあるのだが
リアルの周りの人はどういう考えを持っているんだろう?

あまりネタバレをしたくないので興味を持った人はぜひ一読を。

そう、みんなは真実だから信じたわけではない。
信じたかったから信じただけなのだ。